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ヘンプの喫煙は合法:米国連邦裁判所が判決

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喫煙用ヘンプの製造、資金調達、配送などの合法化

米国インディアナ州がヘンプの喫煙を禁止している問題について、連邦裁判所は違憲との判断を下し、今後同様の法制を敷いている他の州に影響が拡大する可能性があります。

 

連邦裁判所インディアナ州南部支所のサラ・エバンスバーカー判事は、喫煙用ヘンプの製造、資金調達、配送、所持を禁止する州の決定を、連邦法に違反していると判断しました。

 

同判事は、原告が製品を販売し続けることができるように、法律の施行を停止する予備的差止命令を発行しました。

その他の州でnobacco人気における禁止措置

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nobacco」と呼ばれる喫煙可能なヘンプの人気により、インディアナ州およびその他の州では、これがヘンプなのかマリファナなのかを現場の警察などの法執行機関が簡単に判断できないと主張して、こうした製品を禁止しました

 

ルイジアナ州とテキサス州も同様の措置を取っており、ノースカロライナ州も検討中で、テネシー州は未成年者への販売を停止しました。

 

バーカー判事は判決で、「地方の法執行機関が連邦法の変更に応じて戦術と訓練を調整する必要があるかもしれないという事実は、地方自治体による違憲立法を認める十分な根拠ではない」と述べました。

 

2018年の農場法案が昨年末に米国全域でヘンプを合法化した際に、連邦法は変更されています。

ヘンプ市場は「歴史が浅い」

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法の執行を停止する差し止め命令が発行」されたため、州に対して訴訟を起こした企業は、今後予想される金銭的損害についての訴訟にむけて、どのくらいのビジネスが失われたか判断を待つ必要はありません。

 

「インディアナ州のヘンプ産業は始まったばかりで歴史が浅く、失われた収入を計算するためのベースラインとして使用するための過去の販売データが不足していることを考えると、制定法の違憲部分を簡単に推し量り、確実に計算したりすることは不可能です」とバーカー判事は裁定しました。

 

こうして、地方の司法機関の怠慢や怠惰を正当化する間違った法律は、停止される事になりましたが、それによって確実に発生した逸失利益については請求することが出来ないという、いわば「痛み分け」の結果となりました。

 

Nobacco」製品は、2017年初頭にスイスのショップに登場し始めて以来、ヨーロッパ中の他の国にも広がっています。

 

引用元:https://hemptoday.net/u-s-court-rules-ban-on-smokable-hemp-is-unconstitutional/

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AUTHORこの記事をかいた人

日本臨床カンナビノイド学会員。北海道ヘンプ協会(HIHA) 法人会員。

美容クリニックで専門医監修の下、CBDオイルを利用したアトピー性皮膚炎の治療を開始。1年間の観察結果からアレルギー数値と、症状の改善がきっかけで大麻の可能性を一人でも多くの方々に知ってもらいたいと思い立ち、編集局員として参加。

「HEMP TODAY JAPAN」を通じて、「世界の大麻産業」の真実を知ってもらう必要があると考えております。

そして、大麻へのマイナスイメージを払拭がされ、医療分野、産業分野問わず、大麻由来製品を誰でも簡単に低コストで利用できる環境を望んでいます。

2017年6月~青山エルクリニックモニター参加。
2018年5月「Hemp Food, Health & Beauty Summit」(HTセンター/ポーランド)。
2018年8月「中国 黒龍江省ヘンプ産業視察ツアー2018」参加。

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