ドローンで収穫量の増大とあらゆるコストの削減
World Class Extractions Inc.(CSE:PUMP、以下WCE)は、Deveron UAS Corp(CSE:DVR)とサービス契約を締結し、WCEと契約している米国およびカナダの大麻生産農家に向けて、Deveronによるドローンデータおよび土壌サンプル採取サービスを提供し、収穫量の増大とコスト削減の機会を提供することを発表しました。
WCEは、カナダに本拠を置く、大麻産業向けの革新的で大規模な抽出プロセスの開発企業です。同社では、大麻産業向けに抽出サービスを提供していく方針で、特許出願中の技術を用いて、より高収率で、より高品質のフルスペクトラム大麻油原料を、より速く生産します。
この技術により、収穫直後または乾燥した大麻草からCBDオイルおよび他の関連抽出物を抽出することができ、顧客の栽培床面積、水道光熱費、設備、加工に要する人権費を節約することができます。
ヘンプ以外の農作物の分析が拡張しヘンプへ
Deveronは大手農業企業と共同で、広大な農地のデータの収集と分析を提供しており、WCEは、Bayer Crop ScienceのClimate FieldViewや、John DeereのMyJohnDeereデータ管理システムなど、主要な農場プラットフォームと統合されており、ヘンプデータ分析への進出は、トウモロコシ、大豆、小麦、菜種を栽培する北米の主要農家に向けて、同社が現在提供しているデータ分析を自然に拡張したものです。
一方Deveronは、データ収集と分析に焦点を当て収穫量向上とコスト削減を推進する農業技術業界をリードする企業で、両社は、大麻生産者向けに、ドローンデータや土壌データを含む、クラス最高のデータ収集ツールを提供し、同社はWCEやその提携農家と協力して、ヘンプの生産プロセスやトレーサビリティ、その他のベスト・マネジメント・プラクティスの評価に役立つデジタル記録や分析を行う予定です。
従来の作物からヘンプへのシフト
WCEの最高経営責任者であるMichael McCombie氏は、「ヘンプ栽培には、適切な計画、準備、その実行が必要であり、提携農家を支援する最良の技術を確実に利用できるようにしたいと考えています。現在ヘンプ作物の価値は高く、Deveronが収集するデータが、従来の作物に比較してこれを更に高め、我々の提携農家が情報に基づいた、より的確な決定を下すのに役立つでしょう。Deveron社は、カナダと米国全土に農業専門家とドローンパイロットの大規模なネットワークを有しており、これらの技術と人材を活用し、当社の構築する加工施設ネットワークと共に、提携農家に大きな価値を提供します」と述べました。
DeveronのDavid MacMilllan社長兼最高経営責任者(CEO)は、「われわれは、デジタル製品ソリューションをWCEの顧客に拡大することに非常に高揚しています。データ収集の面では、利益率の高い作物を支えるうえで、かなりの規模とその機会があることがわかります。さらに弊社は、カナダと米国の大規模生産者を対象とした主要なデータ評価アルゴリズムを前提に、農家が従来の農作物からヘンプ生産へとシフトすることを考える際に利用できる最も有益なデータ評価を提供することができるユニークな立場にあると考えています。」と語りました。