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コロラド州が1,650億円規模の大麻市場を外部資本に開放

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法案は可決され、今後より一層外部資本の流入が加速

コロラド州議会は、同州の15億ドル(1,650億円)規模の大麻産業を、公開企業や大規模なベンチャー・ファンドなどの外部投資家や資本に開放する法案を可決しました。

この法案は、John Hickenlooper前知事が同様の法案を否決してから1年後に上院で承認され、残るはPolis 知事の署名だけとなりました。Jared Polis知事は法案の支持を表明しています。

デンバーに本拠を置くヘンプコンサルティング会社、Medicine Man Technologies社の共同創業者で新たに最高経営責任者に就任したAndy Williams氏は、この法案の成立を賞賛し、将来の成長を後押しするだろうとの見通しを示し、「これによって、大麻研究企業MedPharm HoldingsMedicine Man Denver2件の買収を加速させる勢いができた」と述べました。

法案の概要は?

  • 現行法の、上場企業や多くのベンチャー・キャピタル・ファンドが市場に参加することを妨げている、企業の州外所有者の数を15人に制限する規制を撤廃します。

  • 上場企業がコロラド州のマリファナのライセンスを保有することができます。

  • 2種類の所有権ライセンスを作成し、1つのライセンスは、大麻認可企業の株式を少なくとも10%保有している個人向けで、もう1つは、10%未満の株式を保有している受動的な投資家向けです。

懸念点と保証措置

また、同法は、上場企業や支配的投資家が州当局から「適合性」の認定を受けることを義務付けるなど、いくつかの保障措置を設けています。

昨年Hickenlooper前知事が法案を拒否した後、地元の大麻企業は、成長のチャンスがあまりにも限られているため、コロラドを去ると警告していました。

しかし一部には、新たに承認された措置により、小規模企業が競争することがより困難になることを懸念する声も聞かれます。

引用元:https://mjbizdaily.com/colorado-approves-marijuana-bill-to-attract-outside-investors/

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Yosuke Kogaのアバター Yosuke Koga HTJ 編集長

1996年カリフォルニアで初の医療大麻が解禁。その5年後に現地へ移住し、医療大麻の家庭栽培、薬局への販売などの現場や、それを巡る法律や行政、そして難病、疾患に対し医療大麻を治療に使う患者さん達を「現場」で数多く見てきた、医療大麻のスペシャリスト。

10年間サンフランシスコに在住後、帰国し、医療機関でCBDオイルの啓蒙、販売に従事し、HTJのアドバイザー兼ライターとして参画。グリーンラッシュを黎明期から見続けてきた生き証人。

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