ヘンプ農学コースが開講
このたび、MM411 Inc. (所在地:米国ワシントン州、APAC統括責任者:Kurt Hahn)は、2021年9月16日より、「ヘンプ農学基礎コース」を開講いたします。また9月23日には、コース開講を記念し、ZOOMウェビナーを開催致します。
欧州やカナダでは、1990年代に環境と健康志向の高まりから、ヘンプ栽培の規制緩和が進み、古くて新しい農作物が注目されています。米国においても、2014年の産業用大麻研究法、2018年末の農業改善法により、ヘンプ栽培が全米で合法化しました。ヘンプは、すべての植物部位が使われ、何も無駄にならず、茎、根、葉、花、種子は、繊維、紙、ロープ、断熱材、繊維板、バイオプラスチック、堆肥、動物の敷料、燃料、塗料、飼料、食品、栄養補助食品、化粧品、医薬品などの様々な商品に変換して使用することができ、約25000種類もの商品ができるといわれています。
ヘンプ農学基礎コースは、農業関係者だけでなく、製造者や販売者、一般消費者、行政関係者など、すべてのヘンプに興味&関心のある方々を対象に、ヘンプの基礎知識や栽培・利用方法、またSDGs(持続可能な開発目標)とヘンプの関係を明らかにし、エコロジカル・フットプリント、CO2削減効果、肉の代替食品、生態系保全などの環境保全に役立つ作物としての活用法や、バイオエコノミーとの関連についても深く掘り下げ、ヘンプの市場性と経済性について深く学べる基礎コースとなっています。
またコース内容は国際標準に準拠し、一般社団法人 北海道ヘンプ協会(HIHA)による監修を受けて作成しているため、安心してヘンプ農学に関する知識習得にご活用いただけます。コース終了後には、ダッシュボード上にて、MM411より修了証が授与されます。
MM411は、2009年にアメリカのワシントン州にて設立された、世界で最も信頼性の高いカンナビノイド医学Eラーニングの先駆的教育機関です。またMM411は、世界最大級の国際規格制定機関ASTMインターナショナル「D37 大麻技術委員会 – 06」において組織委員長を務め、カンナビノイド医学分野の世界標準化における、人材育成、評価、資格認定及びコンサルティング統括にあたっています
「ヘンプ農学基礎コース」開講記念 ZOOMウェビナー開催のお知らせ
- 日時 :2021年9月23日(木)20:00 – 21:30(90分)
- ゲスト :一般社団法人 北海道ヘンプ協会(HIHA)代表理事 菊地治己氏
Hemp Foods JAPAN CEO 松丸誠氏・ディレクター 那奈なつみ氏
- 開催方法: ZOOMウェビナー(※参加費無料)
- 対象者 :どなたでもご参加いただけます。
- 申込方法:MM411のHPにて、事前登録フォームをご用意しております。
参加ご希望の方は、9月21日(月)迄にご登録をお願い申し上げます。
※ご登録後、開催前日までに送られるメールのZOOM URLをクリックして
いただき、ウェビナーへご参加いただけます。
事前登録申込用URL
https://medicalmarijuana411.jp/ja/
- テーマ :日本のヘンプ産業の未来/「ヘンプ農学基礎コース」について
- 主催 :MM411 INC.
- 協力 :一般社団法人 北海道ヘンプ協会(HIHA)
【ヘンプ農学基礎コース – シラバス】
第1章:ヘンプの基礎知識:工芸作物、定義、麻の種類
第2章:ヘンプの歴史
第3章:ヘンプの品種と栽培法
第4章:ヘンプ繊維の利用:衣服・ロープ、紙、断熱材、不織布、自動車内装材
第5章:ヘンプ種子の利用:食品、栄養補助食品、化粧品、飼料、塗料
第6章:ヘンプ花と葉の利用:CBD製品、化粧品、精油、香料、緑肥
第7章:ヘンプ・オガラ、根の利用:建材、敷料、麻炭、バイオ素材、土壌改良、エネルギー
第8章:持続可能な目標(SDGs)とバイオエコノミー
第9章:ヘンプの経済性と市場性
第10章:ヘンプの規制と今後の課題
【Coming Soon】
「CBD医学アニマル基礎コース」
【その他コース】
・カンナビノイド医学基礎コース
・カンナビノイド医学入門コース
・カンナビスコンサルタントコース
・CBD医学実践コース
・CBD医学ウェルネスコース
・大麻民俗学基礎コース
ゲストの紹介
- 一般社団法人 北海道ヘンプ協会(HIHA:Hokkaido Industrial Hemp Association)
https://www.hokkaido-hemp.net/
一般社団法人 北海道ヘンプ協会は、北海道にヘンプ産業を新たに創出することを目的とし、産業化に必要な法的整備を国や国会、道庁、道議会へ訴える要請活動、ヘンプの有用性と可能性に関する情報を収集し広める活動、一次加工会社(茎から繊維やオガラを生産し販売)の設立、ヘンプの大規模機械化栽培に必須な海外ヘンプ品種の導入に取り組んでいる。また一般社団法人 北海道ヘンプ協会(HIHA)は、日本で唯一のヨーロッパ産業用ヘンプ協会(EIHA)の国際パートナー団体である。
- ASTMインターナショナル「D37 大麻技術委員会」
https://www.astm.org/COMMIT/SCOPES/D37.htm
1898年設立の長い歴史をもつ世界最大級の国際規格制定機関ASTMインターナショナルは、2017年に「ASTM D37 大麻技術委員会」を設置。世界12ヵ国を代表する300名以上のメンバーで構成され、大麻草とその製品に関連する10の技術組織委員会となっている。
<本件に関するお問合せ先>
MM411 INC.
担当者: ハーン 喜美恵
Mail : info@medicalmarijuana411.jp