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若い方には、ちょっと馴染みが薄いかもしれませんが、 「スタートレック」シリーズのカーク船長 と言えば分かる方もいるかもしれません。 また近年では、ドラマ「ボストン・リーガル」シリーズに出演していました。
現在89歳の彼は、さすがに高齢ということもあって健康上の問題を抱えているようで、その解決に大麻を選んでいる事を明かしました。
ウィリアム・シャトナーは、医学的な理由で大麻を使用していると述べました。
89歳の彼は、関節の痛みと腫れの対処に、CBD(カンナビジオール)やTHC(テトラヒドロカンナビノール)などの大麻抽出物を服用しているといいます。
ウィリアム・シャトナー氏
「数年前には無かった痛みがいくつかある。しかし、ほんの数年前には知らなかった、痛みや苦痛を助ける多くのものがある事を私は知りました。まあ、THCやCBD、そう言ったものの事です。それは魔法のようです。関節が腫れて痛みがあったので、それを塗り込んでいると、その間に痛みが消えてしまいます。魔法ですよ。」
CBDはオイルのほか、グミなどのスナックから保湿剤まで、日常の健康維持、痛みや不安などの問題の対処など様々な目的に応じた製品として販売されています。
大麻抽出物の使用についてオープンにしたセレブリティは、シャトナーが初めてではありません。
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2019年、女優のオリビア・ニュートンジョンは、乳がんの痛みに対処するために医療用大麻を服用していることを明らかにしました。
彼女は1992年に乳がんと最初に診断され、2013年に再発を克服しました。2017年には3回目の診断を受け、現在ステージ4の乳がんの治療の最中です。
「疼痛管理と睡眠に非常に役立ちました。それは素晴らしい植物であり、同時に中傷を受けてきた植物ですが、非常に多くの人々を助けています。」とニュートンジョンは以前ピープル誌に語っています。
Macmillan Cancer Supportによると、大麻の使用が抗がん効果を持っているかどうかは未確認です。しかし同ページでは、大麻中の化学物質が吐き気や痛みなどの症状を改善する事ができるという、いくつかの証拠があるとも言ってます。
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「これらの研究では、臨床試験で使用された場合、大麻は様々な結果をもたらしました。結果がまちまちなので、専門家の一般的な考えは、大麻に含まれる化学物質とその潜在的な利点についてさらに調査する必要があるということです。」
とした上で、
「大麻の化学物質を使用して開発されたいくつかの薬品は、化学療法によって引き起こされる病気の治療、または食欲の改善に効果的です」
とマクミランはウェブサイトで述べています。
彼らは、最も大麻に否定的であった世代であるにも関わらず、近年は大麻使用率が最も急激に伸びている世代群でもあります。 神経保護作用があり、抗炎症作用と鎮痛作用もあるCBDは、特にこの世代にとっては有難いことでしょう。 今後、日本でもCBD製品のマーケティングにおいて、高齢者たちは外せない購買層となっていくと思います。
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