画像:引用元
毎年開かれる世界最大のヘンプ産業のカンファレンスとして、6月16日から17日まで開催されるEIHA(欧州ヘンプ協会)のカンファレンス。
その一環として行われるイノベーション・コンペで「ヘンプ・プロダクト・オブ・ザ・イヤー 2020」を6名の候補者が競います。
候補者は、食品や飲料、バイオ複合材料、テキスタイル、ヘンプの収穫技術などにまたがる、市場に対応したヘンプを応用した製品を提出し、産業関係者の代表らが6社のファイナリストを選出しました。
参加者が投票
画像:引用元
この候補6社は、2020年で17年目を迎えるEIHAカンファレンス(今年はオンラインのみ)で短いプレゼンテーションを行います。
その後、カンファレンスの参加者は、カナダの企業 Hemp for Healthが主催するトップ賞の受賞者に投票します。
画像:引用元
毎年開催されるEIHAカンファレンスでは、ヘンプの大手企業や研究所からの30人を超える講演者が講演し、世界中の専門家が集まり、
などに応用した最新の製品開発などの活動について話し合います。
会議プログラムには、各プレゼンテーションに続くディスカッションと、主要な専門家および参加者との2つのパネルディスカッションが含まれます。
イノベーターたち
画像:引用元
ABAGUNE Research(スペイン):
サティバスク・カナビス・アロマティック・ビターは、ヘンプの根とヘンプシードプロテインをアロマ固定剤として製造工程に組み込んだ、職人が作り出したカクテルビターのラインです。
画像:引用元
AIM – Angewandte Innovative Materialien GmbH(ドイツ):
ヘンプバイオコンポジット携帯電話スリーブ。95%を超えるバイオマテリアルを含む、サステイナブルな手作りのヘンプバイオコンポジット製の携帯電話スリーブ。
ENAT、ADRAR NOUH、ENSA(モロッコ);フラウンホーファーCSP(ドイツ):
SUNIMPLANT –ソーラーテクノロジーを統合した麻繊維バイオコンポジット製の球状スキンを組み込んだ、モジュラー式のオフグリッド建築。
画像:引用元
Henrys Hemp Harvester(ドイツ):
HHHarvesterは、中小規模の農場向けに設計された、産業用大麻の花と茎を同時に収穫するためのダブルモジュール・フロントローディング・アタッチメント。
画像:引用元
Lyohemp™ニットウェア。有機栽培の大麻由来のパルプをベースにした革新的なセルロース人工繊維から製造されている。
画像:引用元
Suomen Hampputuotteet Oy(フィンランド):
ワイルドブルーベリーヘンプミルク。
フィンランドの発芽した有機ヘンプシードとフリーズドライしたノルディックワイルドベリーで作られた高圧低温殺菌(HPP)ヘンプミルクは、独自の製造プロセスで開発され、コールド・プレスで製造するため全ての栄養素が保存されています。
画像:引用元
しかし、逆に捉えれば、わざわざドイツまで行かずとも産業のリーダー達の話が聞けるのですから、ラッキーと言えるのかもしれません。 日本からは、国内唯一の会員である北海道ヘンプ協会が毎年参加していますが、今年はオンラインという事で、もちろん私も参加しようと思います。
記事:引用元