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緊急開催!今注目の【大藪裁判】徹底解説

大麻合法化は労働生産性に影響が無い事が判明・カナダ

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Yosuke Koga

国家レベルでのマリファナの合法化により、労働力は徐々に破綻し、この道をあえて選んだ国々に財政的破滅をもたらすという考えがあります。

 

大麻を解禁すると、労働者階級の人々が自分の責任を投げ出し、家族もろとも貧困に引きずり込んで、ただ酩酊して日々を過ごし、社会全体の意欲を何らかの形で損なう可能性があるという概念は、どうやら究極の時代遅れなようです。

 

大麻の合法化は、社会秩序の終焉や職場放棄にも寄与していないことが、解禁から一年経ったカナダでの新たな研究によって判明しました。

 

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74%が合法化は生産性に全く影響なし

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ADPカナダと、人事ソフトウェア会社Ipsosの研究者は最近、カナダの嗜好用大麻の合法化が労働力にどのように影響したかについてオンライン調査を実施しました。初期の予測では、合法化によって欠勤、遅刻、全体的な生産性の低下を引き起こす可能性があることが予測されていましたが、結果はこうした傾向は起こっていないことを示しています。

 

回答者として選ばれた18歳以上のカナダ人労働者1,169名のうち74%は、合法化は生産性にまったく影響を与えないと答え、71%は欠勤の増加はないと回答しました。

 

言い換えれば、北米では大人に大麻を吸う自由があっても、職場は平常通りなのです。

 

懸念・疑念が払拭されていったカナダ人の実績

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画像:引用元Hendrik Steenkamp氏

ADPカナダのHRアドバイザリーディレクターであるHendrik Steenkamp氏はCBCに対し、「合法化は職場に大きな影響があると予想されていましたが、今回のデータは予想より影響が遥かに小さいことを示しています。カナダ人は非常に優秀で、法を順守している市民であり、職場を尊重していると思います。」と述べました。

 

しかし、だからといって、合法大麻販売の開始前に、雇用主がパニックになっていなかった訳ではありません。解禁前には、多くの社員が酩酊した状態で出社し始め、多くの企業がどの様に対処するべきかも分からない問題をもたらし始めるのでは?という懸念がありました。

 

場合によっては、産業界のリーダー達は、職場での大麻使用に関して、断固とした措置を盛り込むよう政府に求めていました。カナダの自動車ディーラー協会のジョン・ホワイト会長は、「技術者を昼食に出した後、アルコールを飲んだ状態で職場に戻らせないように、大麻もそれと異なる扱いをすべきだとは思わない」と述べています。

 

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雇用主は大麻解禁に対して最悪の事態を予想していたことは間違いありませんが、こうした懸念は何一つ現実には起きませんでした。」と、トロントのMacLeod Law FirmのNadia Halum Arauz弁護士は説明します。

恐れているほど影響はなかったとNadia弁護士

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画像:引用元MacLeod Law Firm

彼女によれば、カナダの労働者は合法化に先立ってすでに大麻を使用していたので、新しい法律が施行されてからも、あまり変化していないと主張しています。

 

現実には、多くの人がすでに大麻を定期的に消費していると思います。したがって、おそらく合法化はあまり大きな影響を与えなかったのでしょう。その影響が、人々が恐れていたほど大きくなかったのは理にかなっています。」

 

それでも、突然雇用主が従業員に対して大麻を職場で使用しても大丈夫と言い出したという意味ではありません。実際、回答者の86%が、職場でハイなることは許可されていないと述べています。

 

酒をたしなみ、仕事を続けるという誰でも行なっている習慣と照らし合わせて考えるならば、マリファナは一日が終わった後に楽しむべきものであるということです。多くの人々は、出勤前の大麻は完全に禁止するべきと考えています。そして一定の職業に関しては、多くの他の職業よりもこの概念が当てはまります。

但し、禁止している職場も当然ある

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画像:引用元

エアカナダやWestJetなどの航空会社はパイロット、客室乗務員、および整備士などの直接機体の運行に携わる職員に対して大麻使用禁止を課しています。

 

しかし、ほとんどの雇用主は大麻に関する自社の規定を労働者に伝えることに苦心しています。今回の調査では、大麻使用を取り巻く企業ポリシーが明確ではないことがわかりました。経営者でさえ、職場での合法的な大麻に関連するルールについて自信を持っていません。

 

Steenkamp氏によれば、これは企業が直面する最も差し迫った課題の1つです。彼は「こうした社内規定が、安全などに直接関わらないものである場合、それは違憲であり、かつ人道的見地からも違法で、おそらく従業員側からの訴訟は免れないでしょう。

 

職場での大麻使用に関して、組織は経営陣と従業員の両方に何が期待されているかを非常に明確にする必要があります。それらのポリシーを導入していない、または既存のポリシーを修正していない場合でも、そうするのに遅すぎることはありません。」と語りました。

 

Yosuke Koga

今回の調査で、就業中の大麻使用を認められていると答えた回答者は、全体の8%でした。これを高いと捉えるか、低いと捉えるかは、あなた自身の大麻に関する理解を問われることになりそうです。

 

引用元1:https://cannabisnow.com/marijuana-legalization-hasnt-hurt-productivity-in-canada/

引用元2:https://www.cbc.ca/news/business/legal-cannabis-productivity-canadian-employers-1.5307442

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Yosuke Kogaのアバター Yosuke Koga HTJ 編集長

1996年カリフォルニアで初の医療大麻が解禁。その5年後に現地へ移住し、医療大麻の家庭栽培、薬局への販売などの現場や、それを巡る法律や行政、そして難病、疾患に対し医療大麻を治療に使う患者さん達を「現場」で数多く見てきた、医療大麻のスペシャリスト。

10年間サンフランシスコに在住後、帰国し、医療機関でCBDオイルの啓蒙、販売に従事し、HTJのアドバイザー兼ライターとして参画。グリーンラッシュを黎明期から見続けてきた生き証人。

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