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緊急開催!今注目の【大藪裁判】徹底解説

ヘンプはCBDだけにあらず、ミシガン州が期待する未来

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ブルーベリーと連作して収益率プラスオン

ミシガン州の多くの農家は、今年初めてのヘンプを収穫しました。そのほとんどはCBD製品の原料です。来年、多くの食料品店の棚に並ぶCBD製品は、ミシガン州産のヘンプから作られているかもしれません。

 

Paw Paw Hemp社のDavid Conner氏は、2018年のヘンプ解禁を受けて、26エーカー(約10ヘクタール)のヘンプを栽培することを選択したとThe Center Squareに語り、その理由を、ミシガン州の一般農家にとってヘンプは、季節的にプラスアルファで収益が望める新興市場であるためと説明しました。

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Conner氏は、彼のパートナーであるJoe Leduc氏と、ブルーベリーのシーズンが始まる前にヘンプを植え、ブルーベリーのシーズンが終わった直後にヘンプを収穫する手法で、ヘンプ新規市場を開拓すると言います。

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昨年末、通称「FarmBill」の成立によってヘンプの栽培が解禁され、ミシガン州ではヘンプ栽培者に564のライセンス、そして加工業者に423のライセンスを付与しましたが、それ以前は、大麻の精神活性成分であるTHCが含まれているため、ヘンプ栽培は禁止されていました。

 

解禁とはいえ、州法では、THCを0.3パーセント以上含むヘンプを破棄することを義務付けています。

大量のプラスチック削減させるヘンプ

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Conner氏は、彼らがミシガンで収穫したヘンプの殆どが、THCを含有しないオイルに精製され、食品やドリンクなどのCBD製品を製造する企業向けに販売される可能性が高いと述べました。

また、CBD製品以外のプロダクトも盛り上がりが予想されています。

Conner氏は、短期的にはヘンプクリートや断熱材、猫砂に使用する人が増えるが、自動車産業がヘンプ・プラスティックを活用し始めれば、ミシガン農家にとって「最大のチャンス市場」となるだろうと語りました。

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その理由として、「ポリプラスチック混合物は、最大30%ヘンプに置き換える事が可能で、こうした製品は現在標準的なプラスチックよりも強靭です。さらにヘンプは、天然の微生物抵抗性と耐水性があり、理想的なプラスティック混合材です。ポリプラスチック混合剤を30%削減することにより、大量のプラスティックを減らす事が可能になります。」とConner氏は説明しました。

 

Conner氏は、「ヘンプの予想収益は良い意味で未知数で、来月までエーカーあたりの収入はわかりませんが、例えば、トウモロコシの収益が1エーカー(0.4ヘクタール)あたり500ドル(約54,000円)とすると、ヘンプの場合は、1エーカー(0.4ヘクタール)あたり5,000ドル(約540,000円)と予想されています」と述べてます。

 

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市場調査会社のThe Brightfield Groupは、2019年10月のレポートにおいて、米国のヘンプ由来のCBD市場は、2023年までに230億ドル(2,493億円)を上回ると発表しました。

 

同調査会社は、2023年の米国の産業用ヘンプの耕地面積を、およそ285,000エーカー(115,335ヘクタール)と予想しており、これは5年間で207,000エーカー(83,769ヘクタール)もの急速な拡大です。

モリスビーグル氏の挑戦、ギターもヘンプ製

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ヘンプブランド連合体である「We Are For Better Alternatives(WAFBA)」の代表兼共同設立者であるMorris Beegle氏はThe Center Squireに対し、ギターから再生農業機器まで多数の製品の販売にむけて、国内および世界のヘンプサプライチェーンに参入したと述べました。

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Beegle氏によると、彼は、米国内のヘンプ製品化のインフラと、製造から生産までの処理工程が成長していくことで、ヘンプは建設業や自動車産業など他のセクターに派生し大きく成長していくと見ており、「ヘンプは、石油ベースのプラスチックから、ヘンプのような、バイオベースのプラスチックに切り替えるにあたり、産業の一翼を担う事になると思います」と述べます。

 

Beegle氏は、多くの自動車メーカーがヘンプや他の作物ベースのプラスチックを既に内装パネルに使用しているヨーロッパ市場を指摘しました。

 

引用元:
https://www.thecentersquare.com/michigan/michigan-farmers-harvest-first-hemp-crop-mostly-for-cbd-products/article_daf3f7ba-ec4c-11e9-a006-1758df721f24.html

 

後藤大輔
CBDビジネスが牽引し、更なる盛り上がりを見せるグリーンラッシュが大きなマネーを創出している昨今、ヘンプが本来持つ全草の力に注目していくことで、よりスケールの大きいビジネスを創出していくという意向が欧米では注目されています。

 

ただし、それは、ヘンプに携わってきた方々には、周知の事実。CBDビジネスをきっかけにヘンプに携わって行かれる方も、「CBDは、あくまでヘンプビジネスの氷山の一角」という事を理解し、ヘンプ全体を捉えて推進することで、より地球や環境に優しいビジネスが創出される未来に向かっていけるのだと思います。

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AUTHORこの記事をかいた人

日本臨床カンナビノイド学会員。北海道ヘンプ協会(HIHA) 法人会員。

美容クリニックで専門医監修の下、CBDオイルを利用したアトピー性皮膚炎の治療を開始。1年間の観察結果からアレルギー数値と、症状の改善がきっかけで大麻の可能性を一人でも多くの方々に知ってもらいたいと思い立ち、編集局員として参加。

「HEMP TODAY JAPAN」を通じて、「世界の大麻産業」の真実を知ってもらう必要があると考えております。

そして、大麻へのマイナスイメージを払拭がされ、医療分野、産業分野問わず、大麻由来製品を誰でも簡単に低コストで利用できる環境を望んでいます。

2017年6月~青山エルクリニックモニター参加。
2018年5月「Hemp Food, Health & Beauty Summit」(HTセンター/ポーランド)。
2018年8月「中国 黒龍江省ヘンプ産業視察ツアー2018」参加。

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