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うつ病に効果?!CBDの100倍!?CBDAに注目

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痛み、ストレス緩和、幸福感と様々

CBDA(カンナビジオール酸)は、大麻草によって生成される多くの化合物の1つです。CBD品種の大麻草に豊富に含まれ、時間の経過とともに熱にさらされると、よく知られているカンナビノイドであるCBD(カンナビジオール)に変換されます。

 

カンナビノイドは、私たちの体と相互作用して、痛みやストレス緩和、そして幸福感まで、医学的効果を生み出す大麻化合物です。

 

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CBDTHCは、最も広く知られているカンナビノイドであり、両方とも元々その前駆体であるCBGAというカンナビノイドに由来します。

 

CBGAは、活性化される植物酵素に応じて、3つの主要なカンナビノイド前駆体化合物に変換されます。

 

THCA(テトラヒドロカンナビノール酸)

CBCA(カンナビクロメン酸)

CBDA(カンナビジオール酸)

 

大麻草を熱または日光にさらすことによって脱炭酸という反応が起こると、CBDACBDに変換されます。言い換えると、CBDACBDの未加工の形もしくは前身といえるでしょう。

 

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最近では、CBDAは通常、カプセル、チンキ剤、および局所薬に含まれており、大麻が合法である地域では、多くの人々が生の大麻草を搾り出し、CBDAを毎日摂取しています。

 

しかし、CBDAは何を行い、なぜそれが重要なのでしょうか?

CBDAの潜在的な医療的な利点

ほとんどのカンナビノイドはCB1またはCB2受容体のいずれかに直接結合しますが、CBDAはこの方法では機能しません。

 

代わりに、CBDAはシクロオキシゲナーゼ-2COX-2)酵素を阻害することにより、エンドカンナビノイドシステムと相互作用します。

 

COX-2酵素は、傷害または感染後の炎症に関連しているため、COX-2酵素をブロックすることにより、CBDAは炎症および関連する痛みを和らげることができます。

 

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ある齧歯類の研究では、科学者たちは、CBDAがセロトニンのレベルに影響を及ぼしていることを発見しました。

 

セロトニンは、運動能力、睡眠、食事、消化、感情などの人間の中核機能に不可欠な体内化合物です。

 

放射線や化学療法を含む多くのストレッサーは、体に過剰なセロトニンを放出させ、吐き気と嘔吐を引き起こします。嘔吐は通常、薬で制御できますが、吐き気は制御が困難です

 

多くの癌患者は、吐き気は継続的な感覚であるため、嘔吐自体よりもはるかに苦痛を引き起こすと言います。実際、5人に1人の患者は、吐き気を経験しないように癌治療の中止を検討しています。

 

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科学者は、CBDAが身体の5-HTセロトニン産生受容体に影響を与えることを実証しており、化学療法誘発性悪心/嘔吐(CINV)およびこれらの症状を引き起こす他の症状の治療薬としてのCBDAの使用の可能性を示唆しています。

 

ただし、その実用にはさらなる研究が必要です。

CBDAに関する現在の研究

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CBDAに関する研究は、これまで約10年ほど行われてきました。

 

2008年初頭の研究では、特にCOX-2阻害剤の品質を研究することにより、CBDAの抗炎症剤としての可能性を検討しました。

 

研究チームは、CBDAの分子構造を、炎症の治療に一般的に使用される非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)と比較し、その化学構造が著しく類似していることを発見しました。そして、そのどちらもCOX-2受容体を阻害することが知られています。

 

この最初の研究は、CBDAが潜在的な抗炎症剤として有望であることを示しました。

 

吐き気を抑えるのと同じ作用で、CBDAは強力な抗けいれん物質でもあります。

 

実際にある科学者は、CBDACBDと比較して5-HT受容体に対して100倍の親和性を持っていることを示しています。理由の1つは、CBDAのバイオアベイラビリティが高いため、身体がより少ない労力と時間で化合物を代謝できることです。

 

この同じ受容体親和性はまた、CBDAが恐らく、うつ病に効果が期待できることを意味しますCBDAは選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI抗うつ薬と同じように5-HT受容体に作用します。

GW Pharmaceuticalsが切り開く未来

これまで、ほとんどのCBDA研究は前臨床非ヒト研究です。人間に効果を確かめるためには治験が必要ですが、英国のGW Pharmaceuticalsのような一部の医療大麻企業が、その道を切り開いています。

 

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GW Pharmaceuticalsは、米国食品医薬品局(FDA)によって承認された最初の大麻由来処方薬であるEpidiolexと呼ばれる医薬品グレードのCBDオイルを製造している製薬企業です。

 

興味深いことに、FDACBDの研究を行うだけでなく、前駆体CBDAの研究も行うことを会社に求め、GW自身の研究はCBDAがさらに効果的な発作治療であることを示しています

 

同社は、炎症性皮膚疾患用と癌治療用の2つの他のCBDA医療用特許も申請しています。

 

CBDに比べて100倍の親和性を持つCBDAは、日本に暮らす127万人の鬱病患者にとっても福音となるかもしれません。

 

CBDが奇跡の薬とか、THCが悪魔の薬とか、色々と騒がれてきましたが、大麻草には100を超えるカンナビノイドが含まれており、そうした「マイナー」な「カンナビノイドの研究」は、まだ始まったばかりです。

 

これまで研究を禁じられてきた大麻草から、今後あっと驚くような効果が見つかっても、何も不思議ではないのです。

 

引用元:https://www.leafly.com/news/science-tech/what-is-cbda-cannabidiolic-acid-marijuana-cannabinoid

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AUTHORこの記事をかいた人

Yosuke Kogaのアバター Yosuke Koga HTJ 編集長

1996年カリフォルニアで初の医療大麻が解禁。その5年後に現地へ移住し、医療大麻の家庭栽培、薬局への販売などの現場や、それを巡る法律や行政、そして難病、疾患に対し医療大麻を治療に使う患者さん達を「現場」で数多く見てきた、医療大麻のスペシャリスト。

10年間サンフランシスコに在住後、帰国し、医療機関でCBDオイルの啓蒙、販売に従事し、HTJのアドバイザー兼ライターとして参画。グリーンラッシュを黎明期から見続けてきた生き証人。

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