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先日、「大麻企業が専用ブランドを立ち上げ高級スパ市場に参入」にて、ご紹介しましたYield Growth Corp社ですが、こちらの記事では、原料の説明をしておりませんでしたが、その製品の原料が、「ヘンプルート」つまり、「ヘンプの根」から製造されるオイルでした。
同社には、Johnson&Johnson、Procter&Gamble、M·A·C Cosmetics、Skechers、Best Buy、Aritzia、Coca-Cola、Pepsi Corporationなどのグローバルブランドの出身者の経営陣が揃っており、新製品開発の勢いを感じます。
ヘンプ根が由来のヘンプルートオイルの製造
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イールド・グロース・コーポレーション(Yeald Growth, CSE:BOSS)(OTCQB:BOSQF)(FSE:YG3)は、大麻草の根に高濃度の治療効果のある化合物が含有されているという研究成果が示されていることから、特許出願中の技術を使った革新的な加工法を開発し、より大規模な生産受注に対応出来るヘンプの根が由来のオイル(ヘンプ・ルート・オイル)を製造したと発表しました。
高品質なヘンプ製品の需要拡大に対応するため、イールド・グロース社は、拡張性があり費用対効果の高い画期的なヘンプルートオイル製造モデルを開発しました。
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大麻草の他の部位の薬用効果の可能性を検証するために、これまで多くの研究が行われてきましたが、イールドグロースの研究開発は、大麻草の根本に焦点を当てています。
イーサンルッソ博士も治療効果をレビュー
一昨年に来日されたイーサンルッソ(Ethan Russo)博士のレビューによると、大麻草の根の部分の医学的および治療的使用には、発熱、炎症、関節炎、関節痛、熱傷および腫瘍を治療するための使用が、人類の歴史を通じて見られます。
イールド・グロースの子会社であるライト・アンド・ウェル(Wright&Well)は、痛みの緩和を目的として、CBDおよびTHCを添加したヘンプルートオイルを製品に使用しています。
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これらの添加されたカンナビノイドは、ヘンプの根に含まれるテルペンおよび他の化合物と組み合わされた場合に、より大きな治療効果のあるアントラージュ効果を生む、と同社は言います。
「このような幅広い治療効果を大麻草の地上部分が持っているのに、なぜ草の基盤である根に期待すべきではないのでしょう?」と、製品開発部長のバフナ・ソレッキー氏は言います。
ヘンプルートオイルが主原料の「Urban Juve」
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「ヘンプルートオイルを主原料とした「アーバン・ジュヴ(Urban Juve)」を使用することで、皮膚の健康に優れた成果が現れた、というお客様から当社製品の品質と有効性を物語る御意見をいただいています。」
イールド・グロース・コーポレーションは、大麻とヘンプ由来製品ブランドであるアーバン・ジュブとライト・アンド・ウェルを開発、製造、販売しており、200を超える美容・健康製品を持っており、グローバル・ウェルネス研究所の試算で4.2兆ドル(約446兆円)の規模とされる国際的なウェルネス市場を、古代の治療と現代の科学技術を結びつけることで、変えようとしているといいます。
同社の経営陣は、Johnson&Johnson、Procter&Gamble、M·A·C Cosmetics、Skechers、Best Buy、Aritzia、Coca-Cola、Pepsi Corporationなどのグローバルブランドの出身者です。
イールド・グロース社は、高度な国際流通チャネルを構築しており、サービス、ライセンス供与、および製品販売を含む複数の収益源を有し、その主要な消費者ブランドであるUrban Juveは、独自の特許出願中の抽出技術を持っており、現在12の特許を出願中です。