皆さん、アメリカの大手スーパーのウォルグリーンをご存知でしょうか?日本に似たような業態が無いので例えにくいのですが、強いて言えば「もっと薬局よりなマツキヨ」みたいなものでしょうか?どの街にも必ず店舗があって、街の処方箋薬を一手に引き受けているけれども、膨大な量の生活用品なども格安で扱っているという、全米で9560店舗を展開する超巨大チェーンです。
そのウォルグリーンは、CBDクリームやパッチそしてスプレーなどを、一部の州の1,500店舗近くで販売する予定です。
既に先週、ウォルグリーンを凌ぐ薬局であるCVS社は、一部の店舗でCBD局所製品を販売すると発表しています。
ヘンプ由来のCBDは、大麻の非精神活性成分であり、現在ますます主流になりつつあります。
同社のスポークスマンであるBrian Faith氏は、今日の声明で「この製品は、お客様のニーズや好みに最も合うように、より幅広い範囲の健康的な製品およびサービスを提供するという当社の取り組みと一致しています」と述べました。
発表によればウォルグリーンズは、オレゴン州、コロラド州、ニューメキシコ州、ケンタッキー州、テネシー州、バーモント州、サウスカロライナ州、イリノイ州、インディアナ州において大麻ベースの製品を販売する予定です。
同社が、どのブランドを扱うかは未だ分かっていません。
12月にドナルド・トランプ大統領が8,667億ドルの農場法案を承認して以来、大麻由来製品が大きな成長を見せました。
もう1つの大麻種であるマリファナとは異なり、ヘンプにはユーザーを酩酊させる原因となる精神活性化合物がほとんど含まれていません。今回の新法制定により、規制物質と表示されなくなったため、チンキ剤からローション剤まで、より多くの企業が大麻ベースの製品を製造する機会を得ています。
CVSは、クリームや軟膏などのCBD含有局所薬を3月上旬に7つの州の店舗に導入しました。