高城剛「大麻ビジネス最前線」Green Rush in 21st century
未来文庫 Kindle版 680円
著者の高城剛は、1980年代からメディア・コンテンツ産業で活躍し、
2008年からは海外に拠点を移して、世界を俯瞰する視点で創造産業全体に鋭い提言を発信し続けています。
これまでは、ドローン、カジノ、人工知能(AI)とシンギュラリティー(技術的特異点)、
不老超寿、予防医学、スーパーフード、裏社会のハローワーク、ヒューマン3.0、、、
といったキーワードで来るべき未来を先取りしています。
その著者が世界各地を旅する中で、ここ数年追いかけてきたテーマが「大麻」。
海外ではすでに数兆円に及ぶ金脈を巡る大麻ビジネスが加速しています。
それをかつてのゴールドラッシュに例えてグリーンラッシュと言われています。
書籍は、全部で4章構成であり、第1章では、医療用だけでなく、嗜好品にまで解禁した
カリフォルニア州やコロラド州の影響を現地取材と雇用や税収と言ったデータを見せながら
紹介しています。第2章では、大麻の成分などの知っておくべき基礎的な情報、
第3章では、アメリカ、カナダ、中南米、ヨーロッパ、アジア、アフリカと
30か国以上の大麻事情を俯瞰できる情報、第4章では、日本におけるビジネスの可能性を紹介しています。
第1章 2018大麻の今、未来
第2章 そもそも、大麻とは
第3章 世界の大麻最新事情
第4章 ビジネス勝機の可能性
世界の合法化の流れから見ると、大麻ガラパゴスな日本だが、
その状況こそが逆に大きなビジネスチャンスという。
2018年6月にWHOが大麻の見直しに着手することが決まっており、
その前に世界がどうなっているのかを見渡すことができるお得な内容になっています。
大きな影響を与えそうな予感を持てます。大麻ビジネスという世界の潮流を理解し、新しい時代を感じる教養本です。
はじめに
第1章 2018大麻の今、未来
カリフォルニア州の解禁
いちはやく合法化したコロラド州の現状
注目のカナダの動き
ビジネスとしての大麻の予測
ピーター・ティールが大麻産業へ投資
世界覇権を狙う中国
WHOの見解見直し
合法化の影響
コロラドにてんかん患者が集まる理由
第2章 そもそも、大麻とは
「大麻」とは何か?
大麻の歴史
大麻草の成分
CBDの効果と効能
医療用大麻事情
産業用大麻の用途
レクリエーション大麻への懸念
第3章 世界の大麻最新事情
1、アメリカ・カナダ
(1)オレゴン州 (2)ワシントン州 (3)フロリダ州 (4)ケンタッキー州
(5)バーモント州 (6)ハワイ州 (7)グアム (8)カナダ
2、中南米
(1)メキシコ (2)ウルグアイ (3)チリ (4)ペルー (5)コロンビア
(6)ジャマイカ (7)アルゼンチン (8)ブラジル
3、ヨーロッパ
(1)イギリス (2)オランダ (3)ドイツ (4)スイス (5)ポーランド
(6)ポルトガル (7)スペイン (8)アイルランド (9)チェコ
(10)キプロス (11)ギリシャ (12)フランス (13)イタリア
(14)ロシア
4、アジア・中東・アフリカ諸国
(1)イスラエル (2)インド (3)中国 (4)韓国 (5)フィリピン
(6)タイ (7)シンガポール (8)オーストラリア (9)アフリカ諸国
第4章 ビジネス勝機の可能性
果たして、日本で大麻は解禁されるのか
日本の大麻市場の動向
おわりに
アマゾン購入はこちら
高城剛「大麻ビジネス最前線」Kindle版 680円