ヘンプ繊維と亜麻繊維を含む素材で作られた歩行者用「バイオブリッジ」が、今年のBiocomposite of the Yearコンペティションでイノベーション賞にノミネートされた13のプロジェクトのうちの一つになりました。
この賞は、12月6日から7日にドイツのケルンで開催される「Biocomposites Conference Cologne」(BCC)で授与される予定です。
アイントホーフェン工科大学(TU/e)(オランダ)のチームが、大学と専門学校の学生のグループをプロジェクトの完了まで率いました。
負荷試験に成功した後、14メートルの橋がNPSP社によって設置されました。亜麻と麻ヘンプの繊維は、バイオベースのエポキシ樹脂と組み合わされると橋に使える程度の強度をもたらします。ポリ乳酸(PLA)バイオフォームがその中核をなします。製造方法は、レーザーで切断したバイオフォームの周囲に天然繊維の層を接着した、真空注入でした。
参加した他の学校は、TUデルフトとアイントホーフェン地域の専門学校でした。複合材製造企業であるNPSPとCenter of Expertise Biobased Economy、Avans HogeschoolとHZ University of Applied Sciencesの共同グループも参加しました。このプロジェクトにはStichting Innovatie Alliantie(SIA)が共同出資しました。
(HEMPTODAY 2017年9月20日)