米国の研究者チームは、様々な病気の治療にCBDとTHCが有効であるかを検討する臨床試験に参加する予定であると述べました。
今となっては、大麻など何処でも手に入るアメリカですが、法整備が追いついていない為、研究者が正当な手続きを踏んで大麻を入手するのは、実は非常に困難なのです。その為、インターネットには「この病気に効いた」などの体験談が溢れているにも関わらず、研究機関から「この病気に効きます」という正式な発表が無いのです。
そうした意味で、今回の研究は非常に意義のあるものだと思います。
カリフォルニア大学(世界ランク20位の権威ある大学)サンディエゴ校医学部の医療大麻研究センターは、自閉症、拒食症、本態性振戦、早期精神障害の治療に関して、この2つの化合物を研究すると述べました。
研究者チームが、現在、治験者を求めている一連の試験の概要には、以下のものが含まれます。
これらの疾患は、どれも現時点では治療法が確立されておらず、患者が苦しんでいる中で、「大麻が効いた」という体験談が絶えない疾患です。
今回の、こうした権威ある研究機関による調査によって、市井の体験談が科学的に証明されれば、保険の適用なども含めて、患者に福音となるでしょう。
(尚、治験者の募集条件に、国籍は書かれておらず日本からでも応募はできると思いますが、実際に、病院に通わないといけないので、ある程度の期間、カリフォルニアに住める人という条件であるのは、間違い無いと思われます。)
引用元:https://hemptoday.net/u-s-research-team-will-study-effects-of-cbd-and-thc-on-4-afflictions/