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予約殺到!CBDタンポン
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英国のDaye社が、CBDタンポンを発売し、これをMarie Clare誌が取り上げました。
CBDとタンポンに何の関係があるのか?と不思議に思う方も多いかもしれません。
しかし、Daye社によれば、女性の膣には人体で最も多くのカンナビノイド受容体が発現しており、生理痛を抑える為にCBDを摂取するうえで最も理想的な部位だという事です。
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生理痛を経験している女性は80%を超え、なかでも3人に1人は生活に支障が出る程のひどい痛みを抱えています。
こうした生理痛の緩和にCBDを使用する女性は多いようですが、直接的にCBDを患部に届ける製品は、これまでありませんでした。
そのため、このDayeのCBDタンポンは発売前から約20,000件もの予約が殺到したといいます。
特別な技術で特許取得
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CBDタンポンは、女性向けの健康リサーチ企業であるDaye社の初の消費者製品で、約3年間の調査、試用、およびテストを経て発売されました。
価格は一箱に12~18本のタンポンが入って7ポンドから16ポンドとなっており、ウェブサイトを通じて簡単な質問に答える事で自身にあったタンポンの選択をカスタマイズでき、その内容に応じて価格が設定される仕組みです。
Dayeの製品には、「Naked」と「CBD」の二つのラインナップがあり、NakedシリーズにはCBDは含まれていません。Nakedシリーズはサトウキビから作られた生分解性のアプリケーターの中に100%オーガニックのコットンが使用されており、環境に配慮した製品となっています。
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CBDシリーズにはNaked同様のタンポンに、濃縮されたフルスペクトラムの全植物性ヘンプ抽出物30%の天然のカンナビジオールが一本あたりに100mg含まれています。
しかし、単にタンポンにCBDオイルを含ませただけでは、それはただの吸収の悪いタンポンです。
そもそも吸収体であるタンポンから逆にCBDを身体に届けるための特別な技術が使用されているそうで、この技術でDayeは特許を取得しています。
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Dayeの創設者であるValentina Milanova氏は、会社と製品を作成する動機について、以下のように述べております。
私たちが埋めたいと考える第一のジェンダーギャップは、性の痛みのギャップです。 市販の鎮痛剤は女性の生理機能でテストされたことはなく、副作用(胃腸の炎症など)が多すぎるため、Dayeでは安全で効果的な代替品を提供するために特許取得済みのCBDタンポンの研究と開発に時間を費やしました。
Dayeは、このタンポンを販売するにあたり製品を環境に配慮した設計としただけでなく、サプライチェーン毎にかかる費用を公開して「フェアトレード化」するなど、新しい取り組みにチャレンジしています。
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