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緊急開催!今注目の【大藪裁判】徹底解説

【第三話 完結】ASIAN HEMP SAMMIT 2020を終えて

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前々回の記事はこちら: 【第一話】ASIAN HEMP SAMMIT 2020を終えて

前回の記事はこちら:    【第二話】ASIAN HEMP SAMMIT 2020を終えて


目次

ネパールのヘンプホテルへ出発

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前回、前々回と話した会議が終わり、我々二人は昨年もお邪魔したヘンプホテルに向かった。

今回はそのヘンプホテルについて少し話したい。

 

 

アジアヘンプサミットを主催している、ネパール出身のディラージさんは誰もが自分たちで建てられるヘンプハウスの技術を学んでおり、ヘンプハウスのセミナー開催もしている。

 

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画像:ディラージ夫妻

 

昨年私は、その受講生の一人であるゴパル ラマさんが実際にヘンプホテル建築に取り組んでいると聞き、サミット終了後にそのホテルを訪れていた。

 

 

場所はカトマンズの北東に位置するキウール地区(Kiwool=किउल)の山頂で、車では片道約67時間ほどかかる。

途中にいくつもの山を越え、いくつもの小さな集落を通って行く。

 

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画像:小さな集落の様子

 

道中には平坦な道などはほとんど無く、凸凹道をひたすら車を走らせる。

山頂にあるホテルの標高は2800mほどの場所にある。

 

 

以前、私がヘンプホテルに行った時は、建築中だったためすぐ近くにある別のホテルに泊まったのだが、その半年後にはヘンプホテルは開業したと聞いたので、今回のサミット終了後には早速その真新しいホテルに宿泊することにした。

 

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ヘンプホテルの名称はYangrima Eco Lodgeと名付けられていた。

 

昨年泊まったホテル(Snow Fall Resort)は、そこから車で10分ほどのところにあり、コンクリートで作られたホテルだった。室内は外よりも冷えていて暖房は無くお湯も無かった。

 

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画像:左の建物=ヘンプホテル(丘を登って撮影)

 

そのホテルはコンクリートで作られていて、暖をとるものが何もなく冷蔵庫状態で極寒だった。

 

 

そもそもヒマラヤ周辺にある宿は、トレッキング用のホテルなので暖房など無いのが当たり前ということだが、さすがにその時はそんなことも知らず、防寒の準備などしていなかったので、何とか一日を過ごしたという感じだった。

 

今回のネパールは寒さが若干緩んでいると感じていたが、やはり現地に着くとさすがヒマラヤと感じた。

 

ヘンプ建材の断熱効果

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画像:私たちの宿泊した向かい側の部屋 私たちの部屋は窓からヒマラヤ山脈が一望できた 

 

一応前回の経験を考えてできるだけ暖を取れるように防寒の準備をして、私たちはオープンしたばかりのヘンプホテルに宿泊した。

 

だが、ヘンプホテルに入った途端、あまり寒さを感じないことに驚いた。

 

 

そして、その室内の空気はとても柔らかい感じもあった。

ホテル内の窓を見ると、端が曇って結露しているのが目に入った。

正に家が呼吸して貯めた湿気を吐き出している証拠だとわかった。

 

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画像:ヘンプホテル外壁

 

他にも、ほんのりと優しい香りが建物全体を包んでいるようにも感じたので、オーナーに聞いたところ、素材はヘンプの他にもライムや香草を混ぜ込んでいるヘンプクリートだというのだ。

 

湿度も適度に感じられ、熱も外に逃げないのがヘンプクリートの特徴の一つでもあり、香りも優しくヘンプ素材を存分に感じられるホテルだと思った。

 

 

それだけでなく、遠赤外線ストーブも小型ではあるが一台貸してくれたので、十分に寒さを凌ぐことができ前回の経験とは大違いの一日を過ごすことができた。

 

 

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画像:ヘンプホテル内観

 

 

ホテルはまだ全て完成している状態ではないが、食堂と2階客室(ツインルーム6室、ダブルルーム2室)は使える様になっていた。

 

 

12食付きで一名三千円程だ。

 

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画像:ヘンプホテル隣にある学校(子供達は村から片道1時間半の道のりを歩いて通っている)

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画像:ヘンプホテルの食事

 

 

前回の痛い経験があったからこそ、今回、実際にヘンプハウスに宿泊してみて、私の終の住処にしたいという思いが更に膨らみ、ヘンプ建材の可能性をしっかり肌で感じることができた。

 

 

皆さんも機会があれば、ヘンプ建材を利用している建物で過ごして見るといいかもしれない。

自然に包まれているような気持ちになるのは決して、私だけではないだろう。

 

 

以上で我々HTJメンバーのネパール紀行の話を終わりにしようと思う。

 

 

来年はどんなアジアンサミットになるのか・・・。

 

 

日本企業が大麻ビジネスで投資を呼び込む為のプレゼンをしているかもしれない…。

日本の伝統的な麻製品を販売しているかもしれない

日本からのアジアンサミット参加ツアーがHTJで企画しているのかもしれない

または、日本の麻文化の伝統継承がどこかでおこるかもしれない

あくまでも希望的観測であることにはなるが、日本の大麻政策も大きく動き出しているかもしれない…。

 

 

日本では知ることのできないような、大麻ビジネスの話が世界ではまだまだたくさんある。

それらの情報を追いつつ、皆さまにまたお伝えしていけたらと思っております。

 

それでは、私たちのネパール紀行をご視聴していただき、ありがとうございました。

 

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画像:左=Riki(HempTODAY極東アドバイザー)  右=フジタ(THJ映像クリエイター)

 

 

最後に:日本でのHTビジネスサミットの開催はどうなのか?

という点にも触れたいと思う。

 

日本の大麻に関する現状はヘンプであっても日本ではマリファナ(カナビス)と同じ「大麻」という括りになっている。何が何でもダメ絶対という取り扱いはご存知の通りだ。

 

日本での国際会議については当然HTおよびHTJで話されている。

既に大麻ビジネスに焦点を当てて行動を起こしている企業も増えてはいるが、まだまだ経済に影響を及ぼすほどの動きだとは思っていない。

 

タイミングはいつがベストなのかという事も考慮しつつ、その決定に大きな影響を及ぼすのが、3月に国連加盟国53カ国が行う国際法改正の是非を問う投票だと感じている。

 

その結果は当然日本にも大きな影響をもたらすことになる。

国際法では現在大麻の取り扱いは最も厳しく統制されているスケジュールⅠ(ヘロインなどを含む)に位置しており、そのスケジュールから外すか外さないのかという一点に世界の注目が注がれている。

 

実は、その投票は昨年11月に予定されていたが、日本はまだその準備ができていないとして3月に延期させた経緯がある。そのため日本政府も必然的に投票に参加することになる。

 

日本政府は世界の動きを知りつつも、研究のために法改正すらしなかった事で、結果的に遅れてしまった判断に対して「責任」があると共に、怠慢だったのではないかとの疑念は払拭できまい。

 

厚労省は国会の農水委員会答弁にて「世界の動向を見て判断する」と発言していたからだ。

 

 

ヘンプビジネスに特化した日本の国際会議の開催は未だないため、海外の友人達からは歓迎するコメントが多く寄せられており、東京での開催がベストだとも助言を受けている。

 

では、日本で開催されるヘンプビジネスサミットの位置付けとはどの様なものになるのか?

私はHTアジアンサミットと欧米で頻繁に開かれている国際会議の融合が日本の会議で起こると考えている。

 

アジアからは投資を目的に多くの国が来日するであろうし、欧米からは日本市場への参入を目的とする企業が販売パートナーを見つけるためや、ベンチャー企業の設立に向けて日本を訪れるだろう。

 

日本はいわばアジアと欧米を繋ぐ中心的立ち位置となるのではないかと思っており、HTは世界の企業を繋ぐビジネスを実践してきているからこそ、その繋がりを遺憾無く発揮できるサミットはお手の物と言っても良い。

 

それを実現するべくHTHTJは今後も大麻情報の発信と海外企業との繋がりを進めたいと思うと共に、日本国内の多くの有志からも東京開催を応援したい、という声もいくつも届いていることも嬉しく思う。

 

現在の日本では大麻ビジネスにおいて常に流動的な対応が求められるが、流動的ではビジネスとして成り立つ筈もない。

 

一日も早く政府が放置してきたこの問題について結論を出すことを望みつつ、次のステップへと目を向けた情報発信と行動に努めたいと思っている。

 

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AUTHORこの記事をかいた人

Riki Hiroiのアバター Riki Hiroi HempTODAYアドバイザー

HempToday極東アドバイザー、株式会社EACH JAPAN代表取締役。

株式会社EACH JAPANは、2015年に設立したヘンプ&カンナビス製品の輸入卸売販売、海外企業とのBtoBサポート、海外企業との代理店契約交渉、国内外での新たなヘンプ栽培やヘンプ製品の製造サポート、海外(EXPOなど)への同行・商品解説・契約交渉、メディカルカンナビスツアーサポートなどを行っている会社である。

2016年よりポーランドに本部を置く欧米向けヘンプ情報メディアHempTodayの日本人アドバイザーを務めており、毎年10月にポーランドで開かれるヘンプビジネスサミットへアドバイザーとして参加している。"純国産カンナビノイド製造を目標としており、自社栽培を含めた地域での一貫生産体制の地盤作りにより、6次産業化による地域社会の経済活性化と過疎化問題を解決する糸口になるのだはないかと模索している。

"2018年4月20日、HempTodayの日本版サイト「ヘンプトゥデイジャパン」を多くの有志の協力によってスタート。日本で初となるヘンプビジネスの世界情報の紹介のみならず、ポーランド滞在記など、コラム形式で現地のリアルな状況も発信中。

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