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大麻製剤最大手 GWファーマをアイルランド製薬企業が72億ドルで買収

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アメリカ食品医薬品局(FDA)に承認された唯一の大麻由来製剤である Epidiolex。

 

アイルランドの製薬会社 Jazz Pharmaceuticals 社は、医療用カンナビノイドメーカーのGWファーマシューティカルズを買収する契約を締結した事を明らかにしました。

同社は声明で、高濃度のCBDを含有し、難治性てんかんの治療に効果的であることが証明されている薬剤 Epidiolex のメーカーである英国のGW社に72億ドルを支払うことに合意したと述べました。

Epidiolexは、米国食品医薬品局(FDA)によって承認された唯一の大麻由来薬で、その製造元であるGW社は、現在世界最大の医療用カンナビノイド企業と見なされており、厳しい医療規制の下で製品を開発してきました。

目次

現金67億ドル

合意に基づき、Jazz社はGWを67億ドルの現金と5億ドルの同社の株で買収する予定で、取引は2021年の第2四半期に完了する予定です。

GW 社は、スペイン、イタリア、フランスにも流通しているエピディオレックスが同社の収入の約85%を占めていると報告しており、同社はこれまで2億9千万ドルもの多額の投資を研究開発に行ってきました。

Jazz社は、ヨーロッパでエピディオレックスの市場を拡大する喫緊の機会があると見ています。

GWは、57件の米国特許と750件を超える国際特許を保有しており、さらに259件が出願中です。ほとんどは、多発性硬化症と脊髄損傷の治療薬として試験されているナビキシモルス(商品名サティベックス)を含むカンナビノイド製品候補をカバーしています。同社はまた、自閉症と統合失調症に対処するためのカンナビノイド治療の試験を実施しています。

「強力なバランスシート」

「強力なバランスシートと、取引の有意義な財務的推進力を考えれば、私たちは両社の株主と患者の両方に提供できる価値に自信を持っています」とジャズのブルース・コザッドCEOは述べています。

契約に先立ちJazz Pharmaceuticals社は、2020年の収益は約23億ドルになると予測していたと報告していました。 2003年に設立されたJazz社は、睡眠障害や運動障害、および癌治療薬を開発しており、同社の主要製品はXyremは、ナルコレプシーの高価な治療法であり、米国でもFDAの承認を受けています。

一方、カナダの大麻大手キャノピーグロースは、「GWは特定のCO2抽出方法の特許を侵害している」と主張し、先月GW社を提訴しています。

 

引用元;https://hemptoday.net/irish-firm-agrees-to-pay-7-2-billion-for-epidiolex-maker-gw-pharma/

 

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AUTHORこの記事をかいた人

Yosuke Kogaのアバター Yosuke Koga HTJ 編集長

1996年カリフォルニアで初の医療大麻が解禁。その5年後に現地へ移住し、医療大麻の家庭栽培、薬局への販売などの現場や、それを巡る法律や行政、そして難病、疾患に対し医療大麻を治療に使う患者さん達を「現場」で数多く見てきた、医療大麻のスペシャリスト。

10年間サンフランシスコに在住後、帰国し、医療機関でCBDオイルの啓蒙、販売に従事し、HTJのアドバイザー兼ライターとして参画。グリーンラッシュを黎明期から見続けてきた生き証人。

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