
栃木県那須町の大麻博物館が「麻績荘」に移転
大麻について独学で研究を続け、農作物としての大麻に関する資料の収集・調査・発信について取組み、2001年、栃木県那須に施設の「大麻博物館」を開館。以来、館長として、大麻が日本人の衣・食・住や祭事を支えてきた歴史と文化を伝えるとともに、大麻から繊維を取り、糸へと仕上げる「麻績み(おうみ)」の技能の伝承にも長年取り組んできました。
現在は三重県明和町で進められている産官学連携「天津菅麻(あまつすがそ)プロジェクト(https://amatsusugaso.jp/)」をサポート。このたび、栃木県で長年収集・保存してきた所蔵品を明和町に移転し、新たな「大麻博物館」を開館します。麻績の名を今に残す「麻績郷」の地から、受け継がれてきた尾能とともに、日本の麻文化を未来につないでいきます。
・入館料 500円(明和町民は2027年3月末まで無料)
・駐車場 あり (最下部のチラシの地図とQRコードを参照のこと)
記念イベント 10月3日(土)16時~ 10月4日(日)10時~
大麻博物館@麻績荘のオープン記念イベントを、2026年 10月3日(土)16時~ 10月4日(日)10時~に開催します。
麻の実や麻炭入りの食品や雑貨、麻はぎ、麻引き加工見学会、お話会など、麻の歴史と文化を身近に楽しめる催しをご用意しています。
皆様のお誘い合せの上、ぜひお気楽にお越しください。

図1 タイムスケジュールと特別企画
精麻用ではなく、麻織物・麻糸用の栽培に挑戦中
栃木県で生産されている大麻草は、茎太さが7から10㎜程度、長さ6尺5寸(196㎝)の規格に合わせた生育(250㎝以上の草丈)というように神事に使われている精麻用の栽培に特化しています。昔ながらの自給的な麻織物・麻糸用の栽培は、茎太さが5㎜とやや細く、草丈も150~170㎝と低く、横風の影響を受けないように囲いをして栽培します。
横風の影響を受けると、枝葉の落葉が遅く、いつまでも枝葉が残り、その部分の節が繊維を弱くする原因となります。そのため、節がない茎を長く確保するために横風の影響が少ない場所で栽培し、横風を防ぐ囲い(今だと防風ネット)をします。
大麻博物館の高安館長は、今シーズンから三重県明和町の麻畑にて、第一種大麻草採取栽培者免許をもつヘンプイノベーション株式会社の協力を得て、麻織物・麻糸用の栽培に挑戦しています。
これらの取組みには、「麻績糸栽培講座 麻績LAB」の受け皿をつくって、一緒に参加したい方も随時募集しています。
麻績糸栽培講座 麻績LAB 第3期は27年1月予定




