ポーランド自然素材建築協会(OSBN)は、ヘンプクリート建設促進の国際的な取り組みである「ディープグリーン建築」のパートナーとして仲間入りしました。同プロジェクトは、2月22日から24日までポーランドで行われる講演および実践ワークショップを皮切りに立ち上がります。
「OSBNはポーランドの活気に満ちた自然素材建築シーンを先導しており、多数の情熱的で想像力に溢れた建築家や建設業者を代表している」とディープグリーン建築プロジェクトを主催するヘンプトゥデイのKehrt Reyherは語りました。同プロジェクトは、ヘンプトゥデイの親組織であるナクロ財団(The Nakło Foundation)の事務所が所在する、18世紀の屋敷の屋根裏部屋の内壁建設から始まります。
OSBNは、デザイナー、請負業者、自然素材建築の資材生産者、自分で家を建てたいという人などを集め、藁、ヘンプクリート、粘土などの、簡単な工程で生産された再生可能資材を使った建設を促進しています。また第三者と協力し、エコ建設および再生可能エネルギー、水管理、排水処理、廃棄物管理のエンジニアリング技術に関する研究開発プロジェクトにも取り組んでいます。
同グループはさらにポーランドの自然素材建築シーンを国際的に知ってもらおうと宣伝活動も行っており、昨年は史上初の自然素材建築祭をワルシャワで開催しました。
(HEMPTODAY 2018年1月21日)