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ドキュメンタリー「CBD Nation」オンライン上映会を開催

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Yosuke Koga

「大麻のお医者さん」としてお馴染みの正高先生と、書籍「CBDのすべて」などの翻訳を行っておられる三木さん、御二人が運営する Green Zone Japan が、新たに「CBD Nation」という映画の上映会を始められたという事で、正高先生に幾つか質問してみました。

今回はオンラインでの上映ですので、みなさん是非ご参加ください。

目次

正高先生に訊く

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「大麻のお医者さん」正高佑志医師

 

HTJ:「大麻のお医者さん」として各地で講演し、すっかり有名になった感のある正高先生ですが、まだ御存知でない方にむけて、GZJについて簡単に教えてください。

 

正高:Green Zone Japanは、医療大麻やCBDなどのカンナビノイド医療について正しい知識を伝えるために2017年に設立された社団法人です。日々、ブログやYoutubeなどの媒体を駆使し、科学的根拠に基づいた情報発信を行なっています。またこれまでに数々の海外識者を日本に招聘し、主に医療従事者を対象に講演活動を行なってきました。
2020年にはアメリカ合衆国に本拠を置く非営利啓発団体、Project CBDとパートナーシップを結び、Project CBD Japanを立ち上げ運営しています。

HTJ:それでは、どういった経緯で今回の上映を行ことになったのでしょうか?

 

正高:我々は2019年よりWeed the Peopleという医療大麻による子供達のがん治療のドキュメンタリー映画の自主上映を呼びかけてきました。こちらが好評であったため、今回、CBD Nationの独立上映会を行う運びとなりました。
この作品は2020年8月に北米限定で有料オンライン配信開始となったばかりですが、我々とパートナーシップを結ぶ Project CBD のマーティン・リー氏の計らいで、日本でもオンライン上映会を行うことが可能となりました。
HTJ:なぜ、この映画を選ばれたのですか?
正高:本作はタイトルにあるように、特にCBDという日本でも身近な成分に大きなフォーカスが当たり、いかにしてCBDブームが起きたのか、またどのような疾患に対して効果が期待できるのかという、今日本で必要とされている情報を含みます。
製品だけでなく、その裏側のストーリーを伝える上でうってつけの作品だと自負しています。
HTJ:先週、初回の上映を行い、監督も交えてオンラインでのQ&Aなども設けたとの事ですが、初回を終えてみて、どうでしたか?
正高:ありがたいことに、初回の上映会チケットは満員御礼となりました。数年前なら考えられなかったことで、世間の関心の高まりを感じます。
上映後のトークショーで、監督がどのような方が参加されているのか視聴者に問うたところ、医師や薬剤師などの医療従事者から、CBDのユーザー、農家の方など幅広い回答を頂きました。
また上映後、多くの参加者から、好意的な感想を頂きました。
HTJ:この上映会は、あと4回行われる予定ですね。最後に、まだ視聴されていない方々にむけて、一言お願いします。
正高:今後、我々は定期的にオンライン上映会を開催していく予定です。
また自分で上映会を主催したいという希望者には、自主上映会の案内をさせて頂いております。Weed the Peopleの呼びかけの際には、クラウドファンディングなどの新しい仕組みを駆使して、数々の方が名乗りを上げてくださいました。
このような際どいテーマの作品は、決して大手映画館の配給にはかからず、地上波でも流れることがありません。真実を拡散するために皆さんの力を貸してください。

映画について

この度、Green Zone Japan は医療大麻および CBD に関するドキュメンタリー映画『CBD Nation』の国内上映権を取得し、日本語字幕を作成しました。

(予告編は以下のリンクからご覧頂けます)

https://youtu.be/hX_qyxbQ8cI

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アメリカの人口は世界の人口の 5% であるにもかかわらず、世界中で処方される医薬品の 75% がアメリカで消費されています。

 

不安神経症、PTSD、うつ病、自己免疫疾患、そしてがんに苦しむ人の数が記録的に増加しているなか、処方される医薬品もかつてないほどに増えています。1999年から 2017年までの間に、40万人近いアメリカ人がオピオイド鎮痛薬の過剰摂取で死亡し、今では毎日 130人のペースで亡くなっているのです。

 

こうして私たちが記録的な量を摂取している医薬品は、本当に治療に役立っているのでしょうか?

 

監督/制作のデヴィッド・ヤクボヴィックは、人類が知る最も安全で治療効果の高い薬、カンナビス(大麻草)の背後にある、最高レベルの科学的研究を検証します。過去数十年にわたり、アメリカ政府はひっそりと、大麻は安全で依存性がなく、うつ病、吐き気、腫瘍縮小、緑内障、オピオイド薬の離脱症状、てんかん発作、その他多くの疾患の治療の効果的であることを示す数多くの論文を発表してきました。1999年にはアメリカ保健省が、大麻草に含まれる化合物カンナビノイドに関し、さまざまな疾患に対する有効な治療法として特許第6,630,507号を取得しています。

 

『CBD Nation』には、大麻の科学的な研究において世界の先端を行く科学者が登場します。彼らは、大麻がなぜ多くの疾患に効果があるのか、また、精神作用を持たないカンナビノイドの一つであるカンナビジオール(CBD)が、とりわけ多くの人々に人生を取り戻す機会を与えているのかについて掘り下げた研究を行っています。

 

またこの映画は、自分で自分の健康を取り戻すことに責任を持ち、生活の質を大幅に向上させた勇敢な患者たちの、感動的なエピソードも紹介します。

これはマリファナを吸ってハイになる人たちの映画ではありません。ヒッピーの映画でもありません。

 

これは科学的研究についての映画です。医療大麻という驚くべき科学についての映画なのです。

 

監督/制作:

デヴィッド・ヤクボヴィック

出演:

ドディ・メイリ博士

イーサン・ルッソ博士

ラファエル・ミシューラム博士

スー・シスリー博士

ルミール・ハヌス博士

サリ・サギブ博士

ニック・ディパトリツィオ博士

ジューン・チン博士

デボラ・キムレス博士

ライリー・ミードラー(がん患者)とジェイニー・ミードラー(母親)

ジェイデン・デイヴィッド(てんかん患者)とジェイソン・デイヴィッド(父親)

コリン・ウェルズ(退役軍人/PTSD患者)

この映画についてより詳しくはhttp://cbdnationfilm.com/をご覧ください。

上映スケジュール

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年内の上映会の開催予定は以下の通りです。

 

11月21日(土)19:00〜 上映後、監督との質疑応答を予定 (上映済)

11月28日(土)19:00〜  上映後、三木&正高による解説、質疑応答を予定

11月29日(日)12:00〜  上映後、三木&正高による解説、質疑応答を予定

12月  5日(土)19:00〜  上映後、三木&正高による解説、質疑応答を予定

12月20日(日)12:00〜  上映後、三木&正高による解説、質疑応答を予定

 

従来の自主上映会の開催希望、あるいは指定の日時での「貸し切り」上映会も承っておりますので、ご興味ありましたらお問い合わせください。

 

ご質問がありましたらお知らせください。

今後とも、皆様の暖かい御支援をよろしくお願い申し上げます。

 

Green Zone Japan

CBD Nation公式サイト(上映日程、チケット販売サイトへのリンク)

http://cbdnation.mystrikingly.com/

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AUTHORこの記事をかいた人

Yosuke Kogaのアバター Yosuke Koga HTJ 編集長

1996年カリフォルニアで初の医療大麻が解禁。その5年後に現地へ移住し、医療大麻の家庭栽培、薬局への販売などの現場や、それを巡る法律や行政、そして難病、疾患に対し医療大麻を治療に使う患者さん達を「現場」で数多く見てきた、医療大麻のスペシャリスト。

10年間サンフランシスコに在住後、帰国し、医療機関でCBDオイルの啓蒙、販売に従事し、HTJのアドバイザー兼ライターとして参画。グリーンラッシュを黎明期から見続けてきた生き証人。

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